お受験に向けて、スーツを選び、当日の髪型やメイクを考えた上で、
次に大切なのは小物類です。
ご自身で好きなブランドがあったり、特別な思い入れがあるかもしれませんが、
あくまで主役の我が子とのバランスを考えて、選びましょう。
最近では、「お受験ママ専門のスーツ」を販売している店舗もあります。
そこでは、スーツ以外にもバックや、サブバックも数多くそろっています。
単色でお受験スーツに合う小物類を選びことができますので、
一気に揃えてみるのも無難かと思います。
母親のスーツや小物に特別の個性は要らないと思いますので、
専門店の品ぞろえの中で選ぶと間違いないでしょう。
Contents
お受験に適したメインバッグやサブバッグは?
お受験には、メインのバックとして光沢の無い紺や黒の単色のバックと、
書類を入れるサブバッグを準備しましょう。
小さなリボンが付いている程度のシンプルなものがお勧めです。
メインのバックは、特定のブランドが分かるような金具がついていたり、
強すぎる個性は受験の時は控えたほうが良いと感じます。
厚みがあり過ぎるバックも、持っていらっしゃるときに
体の横をコロコロと動いて気になります。
サブバッグは書類を入れるのに便利です。
サブバッグは中にストールなどを入れてしまうと膨らんでしまいます。
サブバックの形はペッタンコのままでお使いください。
学校によっては、入り口で靴を脱ぎ、持参したスリッパに履き替えた後、
「自分の靴を持って移動してください」と言われるところもあります。
スリッパを入れてある物にスッと入れてスマートに持ち歩きたいものです。
こちらの小学校受験初めてセットですと、
メインバッグからサブバッグ、ご両親用のスリッパ、
おべんきょうポスターもついているのでおすすめです。
当日までにスリッパを実際に履いて、歩いてみて、
パタパタと音がしないような歩き方を練習されてくださいね。
歩き方もしっかりと見られているものです・・。
お受験に適した靴は?トゥの形は?ヒールの高さは何センチがおすすめ?
お受験には新卒の学生が履くようなシンプルなパンプスをおすすめします。
また、身長にもよりますがヒールの高さは5センチぐらいを選ばれる方が
多いですし、実際にそのぐらいの高さがおすすめです。
おすすめのトゥの形。
つま先の形には注意してください。
ポインテッドトゥは、きつい感じがするのでお勧めしません。
こちらのようなラウンドトゥがおすすめです。
また、小柄で若いママは落ち着いた雰囲気を見せるために
ラウンドトゥの靴よりもスクエアトゥがよりお勧めです。
また、ストラップのついたものは、悪くは無いですが、
むくみやすい方は、待ち時間に足がむくんで
ストラップの周りがプクッとしてしまう可能性があるので注意が必要です。
ストッキングは何色がおすすめ?
ストッキングの色は透明感も必要ですが、
ご自身の肌よりワントーン暗めがお勧めです。
寒くて血色が悪くなったり、
むくんだりしている足が分かりづらくなるからです。
もちろん、デンセンした時のために予備を持って行かれると思いますが、
デンセンのしにくいタイプのストッキングをお選びください。
お受験の靴に関して大事なこと。注意点。
普段パンプスを履きなれていない方は、
特に「パンプスに慣れる」ことを意識してください。
大切なのは、靴の値段やブランドではありません。
その靴を履いた、ご自身の歩き姿勢です。
無理なく1日中ストレスなく歩ける靴を選んで、
事前に履きこなしておいてください。
さいごに。
お受験に関係する小物類について、アドバイスを申し上げてきましたが、
あくまで、着るスーツや、持っている小物が “身に付いている”
ということが大切です。
買ったから安心…は、しないでください。
バックは、実際に使って、物を出し入れしてみて、
膝の上において…身に付けてください。
靴は、履いて、脱いで、歩いて…足になじませてください。
当日に新品をおろす美しさよりも、当日までに所作が “身に付いている”
方が、ずっと美しいです。そして、安心して子供に集中できます。
心穏やかな当日を迎えられますように。